Q1 : オーガニックという言葉の意味は何ですか?
Q2 : オーガニックコスメとはどういう化粧品のことを指すのでしょうか?
Q3 : ナチュラル化粧品とオーガニック化粧品の違いは?
Q4 : オーガニックの魅力や利点は何ですか?
Q5 : オーガニック化粧品と呼べるのはどんな化粧品ですか?
Q6 : オーガニックの認証マークがついている化粧品を選ぶべきですか? エコサートとは?
Q7 : オーガニック化粧品市場は将来有望なの?
Q8 : 低価格でオーガニックスキンケアを買うことは可能ですか?
Q9 : オーガニック化粧品の先進国はどこ?
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Q1 : オーガニックという言葉の意味は何ですか?
A:
オーガニックとは直訳すれば有機体。生物のことです。オーガニックフードは無農薬という意味合いで使用されています。美容上オーガニックという言葉は「有機の」「有機的な」という意味で用いられます。除草剤や殺虫剤などの農薬、化学肥料などの化学薬品を使わずに昔ながらの有機栽培で育てた植物から得られる原料、その原料から得られた成分をオーガニックと呼んでいます。
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Q2 : オーガニックコスメとはどういう化粧品のことを指すのでしょうか?
A:
一般的にオーガニックと呼ばれているのは、世界各国にあるオーガニック認証団体によって認証された植物原料または化粧品です。ヨーロッパではオーガニック認証団体に認められている原料を7~9割以上使用した化粧品をオーガニックコスメと呼んでいます。
日本にはオーガニックコスメの定義や位置づけは存在しません。大半はケミカルでできている化粧水に一滴だけオーガニックラベンダーのエキスを添加しただけでも「オーガニックエキス配合の化粧水」などと大々的に宣伝されています。
しかしオーガニックコスメと呼ぶのは、ほぼ植物原料で作られていて、さらにその7~8割はオーガニック栽培された植物原料を使われている化粧品です。
エッセンシャルリフトはオーガニックの精油(エッセンシャルオイル)と植物オイルだけで作られている100%ピュアナチュラルな美容液です。
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Q3 : ナチュラル化粧品とオーガニック化粧品の違いは?
A:
A:ナチュラルとオーガニックはイコールではありません。
大抵は自然界に存在する植物原料をナチュラルと定義し、植物原料から作られた化粧品を漠然とナチュラルコスメと呼びます。たとえば農薬と化学肥料をたっぷり使って栽培されたバラもオーガニック栽培のバラも、裏山に生えている野生のバラも、ナチュラルのくくりに入ります。ナチュラルという言葉には一切の定義はなく、実に曖昧なのです。
食べ物にたとえるとよくわかります。農薬や化学肥料を使用して育てたニンジンはナチュラル、無農薬で有機栽培されたニンジンはナチュラルである上に、オーガニックということ。
ナチュラルとオーガニックでは原料に雲泥の差があるのです。
エッセンシャルリフトに配合している精油(エッセンシャルオイル)はすべてオーガニックです。精油といっても中には合成精油もあるほどで品質にはかなり差があり、オーガニックの精油(エッセンシャルオイル)を使用している化粧品は非常に珍しいといわれています。すべてオーガニックな精油(エッセンシャルオイル)からできているのは、アロマセラピーブランドとして長年の実績をもつヴィアロームだからこそ実現できることなのです。
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Q4 : オーガニックの魅力や利点は何ですか?
A:
一般には「オーガニックコスメは肌にやさしい」と思われているようです。けれどもオーガニックコスメ=肌にやさしいとはいえません。自然界に存在している植物は毒にもクスリにもなります。漆でかぶれることもあるように、植物だから肌に安全であるとは限りません。植物だから肌にやさしいともいえません。
実際の大自然は非常に厳しいように、有機栽培された植物原料=オーガニックも強靭な生命力を湛えています。
そんな理由からオーガニックコスメに使われる有機栽培された植物原料は、栄養たっぷりでパワフルであると着目されています。
最近はナチュラルとオーガニックの違いについて言及されるようになりました。有機栽培されたオーガニックな植物原料、たとえばオーガニックローズは「農薬と化学肥料で甘やかされたローズ」と違って自らの力で栄養を得ようと根を深くおろし、自らの力で自分自身を守るために感覚をとぎすまします。有機栽培のための土にはたくさんの種類の微生物が生息し、ローズにふんだんに栄養を与えてくれます。
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Q5 : オーガニック化粧品と呼べるのはどんな化粧品ですか?
A:
厳密には「オーガニックコスメ」の定義はなく、オーガニックか否かを区別するルールは存在していません。しかしオーガニックを直訳すれば有機。無農薬で化学肥料を使わずに栽培された植物原料で作られたコスメのことをそう呼びます。
オーガニックコスメ先進国ともいえるフランス、ドイツ、イギリス、米国などでは、オーガニック品質を保証する認証団体が存在しています。この認証は、オーガニック原料のクオリティを判断するひとつの基準。認証マークがすべてではないものの、そのブランドの「オーガニック度」を知る大きな手がかりであることはまちがいありません。世界的に有名な認証団体の認証を得ている製品は、ケミカルは最低限しか使用されていませんし、有機栽培されたオーガニック原料の構成比は非常に高いはずです。
ヴィアローム社は100%植物原料で化粧品を作り、使用している植物原料のほとんどはオーガニックです。フェイスケア専用に開発されたエッセンシャルリフトに使用している精油(エッセンシャルオイル)はすべてオーガニックで、エコサート認定原料になっています。
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Q6 : オーガニックの認証マークがついている化粧品を選ぶべきですか? エコサートとは?
A:
欧米にはオーガニック品質を保証する認証団体が存在しています。フランスのエコサートやコスメビオ、英国のソイルアソシエーションなどです。これらの認証団体は、野菜や果物などの青果、パスタなどの食品、ラベンダーを始めとする植物原料、化粧品などを審査してオーガニックかどうかを判断しています。
欧米でオーガニックコスメと名乗る場合、権威のある認証団体に認められた原料を7~8割は使っていなければなりませんし化学物質は限られたものをほんの数パーセントしか使えません。認証団体のマークは、化学物質を使っていないという安全安心の証ではあります。けれどもオーガニック認証を受けていても鮮度の良くないエキスはありますし、反対に認証マークはないけれど真面目に有機栽培されたエキスだってあります。マークがすべてではないことを知っておきましょう。
ECOCERTエコサートは1991年に設立され、EUをはじめ世界50カ国以上で認証を行い、認証件数は35,000件に上ります。
エコサート化粧品の基準には、「Organic」と「Natural」の2種類があります。
「Organic」は処方中の天然由来原料の割合が95%以上、「Natural」は同じく50%以上という違いがありますが、ほとんどの商品が「Organic」の認証を取得しているというのが現状です。
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Q7 : オーガニック化粧品市場は将来有望なの?
A:
食品を含むオーガニック製品は、先進国のアメリカやヨーロッパでは一大市場を形成しています。特に地球環境への配慮という意味合いで使われているGREENという概念はブームではなく、全世界的な流れのため、継続的な成長が期待されており、10年以内に10%程度まで拡大するという予測もあります。
日本のオーガニック市場も着実に成長しています。エコブームや食品から来た安全・安心を重視する消費者意識の変化、パラベンなど合成化合物への敬遠があるようです。
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Q8 : 低価格でオーガニックスキンケアを買うことは可能ですか?
A:
そもそもオーガニック農法やオーガニック栽培は手間暇がかかることであり、安く大量に栽培するなど不可能なのです。無農薬野菜や有機野菜が安売りされることはあまりないように、オーガニックコスメの安売りもあまり考えられないことです。
しかし自然が豊かなヨーロッパでは、日本よりは植物原料もオーガニック原料も低コストで手に入ります。為替の変化でドル安の今なら、アメリカ発のオーガニックコスメはお得に思えます。そういう事情から海外において、日本よりは買いやすい価格でオーガニックコスメが手に入ることはあるでしょう。
しかし日本に輸入される段階で税金や送料、手数料などはかかります。ドラッグストアで売られているようなコスメと同じ価格で販売するのは難しいと思いますので、あまりに安いものは本物のオーガニックとは呼べないふしがありますね。
また同じオーガニックコスメの中では、精油(エッセンシャルオイル)が多く配合されればされるほど原価は高くなります。精油(エッセンシャルオイル)自体が高価で、オーガニックとなれば高価なのは当然かもしれません。
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Q9 : オーガニック化粧品の先進国はどこ?
A:
何といってもヨーロッパでしょう。特にフランスはオーガニックコスメ先進国。フランス発のオーガニックコスメは日本にも数多く上陸しています。また環境先進国ドイツの化粧品業界では、オーガニックコスメは主役的な存在といえるでしょう。
米国、とくにカリフォルニアは近年のGREENブームの煽りでオーガニックコスメが花盛り。昨年発売されて反響を呼んだオリジンズのオーガニックラインを筆頭に、自然化粧品からさらに踏み込んだオーガニックコスメへのシフトが目立ちます。
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2012-10-24 11:37