アロマセラピーQ&A

2012/08/20

アロマセラピーQ&A フランス発のアロマセラピーとは? アロマセラピーの疑問にお答えします。

Q1 : アロマセラピーとは何ですか?

Q2 : フランス発のアロマセラピーってどういうものですか?

Q3 : アロマセラピーはフランス発祥って本当ですか?


>>オーガニックコスメ Q&Aはこちら

>>精油(エッセンシャルオイル)Q&Aはこちら

Q1 : アロマセラピーとは何ですか?
A:
アロマセラピーとは精油(エッセンシャルオイル)を用いた芳香療法であり、精油の性質を人の体へ伝えることです。精油は嗅覚神経を通して脳へ、皮膚から吸収されて全身の血液をめぐり薬理効果を発揮するスロードラッグなのです。
また精油は非常に粒子が細かく、親油性で肌への浸透性にすぐれているため、美容成分として肌につけることで大きなメリットを享受できます。
セラピストの役目は個々に合った精油を選んで伝えること。そのためには高品質な精油を使用することが大前提です。よい精油は香りもすばらしく民間薬といえるほどの薬理効果があり、医療では婦人科系疾患などの治療にも使うほどです。反対に人工香料を混ぜた粗悪な精油は薬理効果も少なく、時間とともに不快な香りとなっていきます。
エッセンシャルリフトシリーズは、オーガニックの精油(エッセンシャルオイル)を使用したハイクオリティのアロマセラピー系スキンケアといえます。

Q2 : フランス発のアロマセラピーってどういうものですか?
A:
フランスはアロマセラピーの発祥地であり自然療法の盛んなところ。豊かな大自然に恵まれた南仏プロヴァンスに住むネリー・グロジャン博士は、祖母の代から自然療法を継承する家に生まれ育ち、ふだんからアロマセラピーで心身を癒してきたといいます。
フランスではアロマセラピーを医学の一環とみなし、医師による治療法のひとつになっています。
精油(エッセンシャルオイル)を原液のまま用いるのは医療としてのアロマの特徴。薬としてハチミツや水に混ぜて飲用したり患部に直接すりこんだり、精油の種類によっては薄めて使ったり、いろいろな使い方をします。
また使用量はきちんと治療効果が出る量を用いなければなりません。量をまちがえれば死に至る精油もあれば、妊娠している女性には一切使用できない精油もあります。
精油はそれだけ強くパワフルな薬といえるでしょう。

Q3 : アロマセラピーはフランス発祥って本当ですか?
A:
本当です。アロマセラピーは英国では美容の一環として精油(エッセンシャルオイル)を薄めてマッサージに用いてきたため、エステティックとして認識している女性も多いと思います。
けれどもフランスでは医療行為、精油はほぼ原液のまま用いますし、皮膚に塗布したり飲用したりします。
アロマセラピーは1928年にフランスのルネ・モーリス・ガットフォセという人物により唱えられ、その後ジャン・バルネ医学博士により心身を整えていく医療手段のひとつとして世界中に広まりました。

フランスはアロマセラピーの発祥地でありナチュロパシー(自然療法)のメッカです。ナチュロパシー(自然療法)とは、自然界のあらゆる方法論を用いて心身を健康に保つこと。漢方療法や鍼灸、食事療法、入浴や温泉療法、呼吸法、瞑想や自己啓発などその範囲は非常に幅広いのですが、その中で核になるのは植物力です。
植物力の可能性は無限大で、それは単に症状をおさえるのではなく私たち人間の「治ろうとする力」を引き出してくれるからです。人類はメソポタミア文明時代から植物の力を医療に用いていました。
ネリー・グロジャン博士の専門分野であるアロマセラピーは、植物力を最大限に生かしたもの。フランスではアロマセラピーを医学の一環とみなし、医師や自然療法医による治療法のひとつになっています。